BabyAudio Transit2 セール&レビュー!ver1との違いは何?サウンドに動きを与えるエフェクト

本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています
Baby Audio Transit2 はトランジションエフェクトプラグイン!
あらゆるサウンドに動きを加えられるクリエイティブエフェクトです。

時間経過とともにエフェクトの音を変化させていくのが前提となっていて、例えばライザーサウンドのような曲間を盛り上げる演出ができるプラグインです。
6 つの異なるモーションモードを使用して 28 個のエフェクト モジュールを制御し、無限の動きのバリエーションを作成してトラックに活気を与えます。
Transit2を使ってユーザーのアイデア次第で様々な音を作ることが可能です。
人気のあったTransit ver.1からのver.2へ機能が進化しました。
Baby Audio Transitとは?
音楽Youtuber「ANDREW HUANG」とBabyAudioのコラボプラグイン!
Youtuberとしての活動でもしられるAndrew Huangとのコラボプラグインで、ビルドアップ、ドロップ、モーション エフェクト、ライザー、スイープといった効果音を簡単に再現できるトランジションサウンドを作るためのプラグイン。
Andrew Huangらしい遊び心詰まった内容になっています!
Baby Audio Transit2とTransit1の違い
それでは新しくなったTransit2とTransit1の違いを比較!

使えるエフェクト数が大幅に増えて表現できる手法が格段に増えました。


- UIがわかりやすくカラフルに!
- エフェクトモジュールが10種類増加!
- Safety Limiterの追加
- Transitionコントロールの種類がわかりやすくなった
Transit Ver.1とVer.2のエフェクトモジュールの違い


エフェクトモジュール | Transit Ver.1 | Transit Ver.2 |
---|---|---|
AutoPan | ◎ | ◎ |
Bit Crusher | ◎ | ◎ |
Analog Chorus (NEW) | × | ◎ |
Digital Chorus | ◎ (表記はChorus) | ◎ |
Delay | ◎ | ◎ |
Distortion | ◎ | ◎ |
Filter12 | ◎ | ◎ |
Filter24 | ◎ | ◎ |
Flanger | ◎ | ◎ |
Noise | ◎ | ◎ |
OSC | ◎ | ◎ |
OTT | ◎ | ◎ |
Phaser | ◎ | ◎ |
Pitch Shift | ◎ | ◎ |
Pump | ◎ | ◎ |
Reverb | ◎ | ◎ |
Spread | ◎ | ◎ |
Tremolo | ◎ | ◎ |
Utility | ◎ | ◎ |
Mod Filter(NEW) | × | ◎ |
Glitch(NEW) | × | ◎ |
Retro reverb(NEW) | × | ◎ |
Compressor(NEW) | × | ◎ |
Pitch+(NEW) | × | ◎ |
Reverser(NEW) | × | ◎ |
Spearker(NEW) | × | ◎ |
EQ(NEW) | × | ◎ |
warp(NEW) | × | ◎ |
Loop(NEW) | × | ◎ |
もちろんMacroコントロールをつかわなければ単体のエフェクターとしても利用可能なので、エフェクタープラグインの手持ちが少ない人にもおすすめです!
Ver1.を持っている人向けのアップグレードはこちら
Transit 2 Upgrade from Transit セールはこちら >>
Baby Audio Transit2 レビュー

- ビルドアップ・ドロップ・モーションエフェクト・ライザー・スイープ といった効果音を簡単に再現できる
- 他社製品にはないユニークなトランジションエフェクト
- 10個の新規エフェクト追加・合計28エフェクトで音作り
- 音作りに困らない400プリセット
- 使うときはアイデア勝負になる
- ちょっとお値段高め
Transit2 は他社製品にはないユニークなトランジションエフェクト。
- ビルドアップ、
- ドロップ、
- モーション エフェクト、
- ライザー、
- スイープ
といった効果音を簡単に再現できるトランジションサウンドを作るためのプラグインです。
Transit2からエフェクトをマクロとして一斉に動かすための「トランジションコントロール」の設定が
- LFO
- Follower
- Sidechain
にも対応したためVer1にあったシーケンサー設定以外での「トランジションコントロール」の起動が可能に。

そのためトランジション効果だけでなく、音が常に変化するアニメーションエフェクトとしても利用可能です。
XYPadを使って直感的に操作する❗️というタイプのエフェクトではないため、緻密な設定を行いたい人におすすめ。
Safety Limiterの追加

地味に嬉しいのがSafety Limiterの追加。
リミッターがあることで0dbをこえたときにクリップしません。Transit ver.1のときはUtiltyツールでGainをあげるとクリップしてしまっていたので地味な改良ですが必須ですよね。
ランダマイザー
trasnit2にはランダマイザー(サイコロマーク)が用意されています。
全パラメーターに対して適応できるランダマイザー(右上)があり、もちろんランダマイザーロックも可能です。

プリセットにもランダマイザーが用意されていて、たくさんあるプリセットを直感的に良い・悪いを判断していけます。プリセットはタグプリセット設定があり4色のマーカーお気に入り度を設定できます。

ダイナミクススイッチで何でもアニメーション化
この手のアニメーションプラグインでありそうでなかった機能がINPUT/OUTPUTのダイナミクススイッチです。
MIXとOUTのサークルをONにすると、INPUT/OUTPUTもトランジションコントロールと連動します。

またINPUT/OUTPUTも動かす幅を固定できます。

今までオートメーションを描かないと出来なかったことが簡単に再現可能です!!
CPU負荷は軽めで、ディレイやピッチモジュールを加えたときは若干高くなります。

導入のデメリットは特別記載しないといけないことはありません。
ただいろいろなパラメーターが一度に変化するためできることが非常に多く、設定がちょっと大変なのと、使うときは結構アイデア勝負になると思われます。
Baby Audio Transit2 をどんな音に使っても面白くなるので、試行錯誤が楽しい人はずっと触っていられます。
使い方
Baby Audio Transit2では他のエフェクターと異なり、トランジションコントロールをあげていかないとエフェクトがかかりません。

MACRO CONTROLのパラメーターでオートメーションを描いて設定するのが一番簡単です。

MACRO CONTROLに連動して他のノブのパラメーターが連動します。
設定手順
- 中央の◯を黄色にするとMACRO CONTROLに紐づけされます。
- MACRO CONTROLで動かす値の幅を決めます。
- 青の場合は矢印の方向へパラメーターが再生。矢印を┃超えて赤くすると逆再生になります。


Macro | Macro Controlの値でパラメーターが変動 |
LFO | LFOの設定幅でパラメーターが変動(常に動作する) |
Follower | Detectionnに引っかかる値になったときに動作 |
SideChain | サイドチェイン信号が入ってきたときに動作 |
Gate | トリガー(プラグイン画面ではクリック)が長押しされたときに動作 |
Sequencer | 決まったステップ数で動作 |
使えるエフェクト
3本線のボタンを押すと各エフェクトモジュールごとのプリセットが表示できます。
自分のオリジナル設定のプリセットもSaveすることで増やしていけます。
Analog Chorus (NEW✡)
Transit のメインのコーラス エフェクトを、よりビンテージでカラフルな BBD スタイルのコーラスで補完します。

Autopan

Pan振り分けを行うエフェクトモジュール。Mix -100が左側、Mix+100が右側
Bitcrush
ビットレートを下げるエフェクター

Comp (NEW✡)

バージョン 1 にすでに搭載されていた OTT エフェクトよりもはるかに透明なサウンドを備えた従来のダウンワードコンプレッサーです。
Delay
ディレイプラグイン。「テール」アイコンをオンにすると、トランジションの終了後にディレイ テールが鳴ります (そうでない場合は、トランジションの終了時にカットされます)。

Digital Chorus
オーディオに深みと豊かさを追加するコーラスエフェクト

Dist(ディストーション)
5タイプの歪みパターン(TANH / ATAN / HARD / RECT / FOLD ) を備えたディストーション

EQ (NEW✡)

全体的なトーンシェーピングや DJ スタイルの周波数分離のためのシンプルな 3 バンド EQ を追加します。各バンドで 20 dB のブーストとカットが可能
Filter12

標準的なフィルター タイプを備えたシンプルな 2 極デジタル フィルター
Filter24

Flanger

Loop (NEW✡)

ループ再生を行う
Mod Filt (モッドフィルター) (NEW✡)

このモジュールは、左から右にさまざまな周波数の複数のフィルターを備えたステレオ フィルター バンクで、催眠的な渦巻き効果を生み出します。
Noise

ホワイトノイズをベースにしてフィルターをかけていくモジュール
OSC

4 つの基本波形 (正弦波、ノコギリ波、矩形波、三角波) を備えたデジタル オシレーターです。ピッチ コントロールは音符単位で測定されるため、Transit はそれ自体が演奏可能な楽器になります
OTT

定番のOTTコンプ。このマルチバンド コンプレッサーは、オーディオのディテールを引き出し、サウンドに大胆な雰囲気を与えます。ビルドアップ中にサウンドにモダンな輝きを加えるのに最適です。
Phaser

周波数スペクトルに一連のピークを作成するフェイザーエフェクト。
Pitch

このモジュールは、再生時間に関係なくオーディオのピッチを上げたり下げたりします。
Pitch+ (NEW✡)

オリジナルの Transit Pitch エフェクトよりもクリーンなサウンドの高性能ピッチ シフターです。ピッチ コントロールにリンクされたテンポ同期可能なオンボード LFO を搭載しており、揺れるビブラートや急激なピッチ スイングを実現します
Pump

キックをベースにサイドチェーンするのと同じように、オーディオにダッキング効果を与えます。
Retro Reverb (NEW✡)

80 年代の初期のデジタル リバーブ技術に基づいたRetro Reverb
Reverb

[テール] アイコンをオンにすると、トランジションの終了後にリバーブ テールが鳴り響きます。
Reverser

このモジュールは、メモリ コントロールで設定された長さに従って、入力オーディオのスライスを反転します。
Speaker (NEW✡)

小型スピーカーのユニークなローファイ特性を実現するトランジスタラジオをエミュレート
Spread (NEW✡)

このモジュールは、サウンドのステレオ イメージを広げたり狭めたりすることができます。
Tremolo

サウンドの音量をリズミカルなパターンで調整します

Utility

ゲイン、パン、トーンのコントロールを備えた汎用性の高いモジュールです。
Warp (NEW✡)

早くしたり遅くしたり出来るタイムストレッチエフェクト
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