トラックごとにゲート、コンプ、EQ、サチュを順番に挿すのが面倒…… プリセットから始めて、さっさと形にしたいだけなのに……
そんなときに使いたいのが「CT-STRIP01」。
CT-STRIP01は、CalPochiのチャンネルストリップです。ゲート/エキスパンダー、コンプレッサー、4バンドEQ、Tone/Saturationの4つを、ひとつの操作画面にまとめた1本!
目次
CT-STRIP01とは? CalPochiのチャンネルストリップ
CalPochiは、少ない操作で出音をゴールに近づけることを掲げるプラグインブランド。
ゲートのNoren Gate、EQのBlackboard EQ、サチュレーションのManga Saturationなど、1つの処理に絞った製品を出してきたブランドが、今度は全部入りに挑んだ1本。
主なスペックは次のとおり。
- 処理:ゲート/エキスパンダー、コンプレッサー、4バンドEQ、Tone/Saturation
- コンプ回路:FET / TUBE / VCAの3種類
- EQのキャラクター:NOBLE / CONSOLE / PURE
- プリセット:C-TAKEBEATSプリセット10種、用途別のファクトリープリセット28種
- 画面サイズ:75%〜200%
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¥10,700 ⇒ ¥4,280 (※価格は為替レートで変動あり)
CT-STRIP01の主要機能
コンプ3回路
コンプレッサーは、FET、TUBE、VCAから選びます。PBの説明を言い換えると、次のような位置づけです。
- FET:アタックは最短20マイクロ秒。前に押し出す音
- TUBE:遅めで、なめらかに粘る音
- VCA:透明で、バス向き
Ratio、Attack、Releaseのつまみ位置は、回路を切り替えても保たれます。そのうえで、各回路の時間の範囲で読み直される仕組み。回路だけ差し替えて聴き比べられるのは、比較用途にはかなり助かる設計です。
EQ3キャラ
4バンドEQは、NOBLE、CONSOLE、PUREの3つの性格を切り替えられます。同じゲイン・周波数・Qの設定でも、バンド同士の影響の出方や位相(波のズレ方)の挙動が変わる、というのがPBの説明。Qは効く帯域の幅のことです。
- NOBLE:バンド同士が音楽的に影響し合う
- CONSOLE:アナログコンソール風の、ゲインで変わるQとシェルフ
- PURE:ゲインが上下で対称で、Qが一定のクリーンな設計
素直に整えたいときはPURE、少し色気がほしいときはNOBLEかCONSOLE、という使い分けが想像できます。
スペクトラム表示つきEQ
右下のディスプレイには、出力のスペクトラムの上にEQ/フィルターのカーブが重なります。このカーブは、音の処理に使われているものと同じ応答、とPBには書かれています。
表示をクリックするとパネル全体に広がり、曲線上の点をそのままドラッグして動かせる仕様。
TONEとSAT
仕上げ側のTone/Saturationには、次の3つの項目があります。
- TONE:700Hzを支点に、高域と低域をシーソーのように傾ける±6dBのチルトEQ
- SAT:コンソール風のサチュレーション。低域から飽和していき、トランジェント(音の立ち上がりの尖った部分)を丸める。0〜100%で、約60%を超えるとはっきり強く効く
- CHAR:奇数次倍音(ODD)と偶数次倍音(EVEN)の、倍音のバランスを選ぶ
PBの説明では、SATが0%のとき、このステージは完全な素通り。必要なときだけ足す、という使い方ができそうです。
信号の順番
並びは固定で、入れ替えられるのはコンプとEQの位置だけ。切り替えはPRE EQスイッチで、OFFのときはEQ→コンプの順です。ONにすると、コンプとEQが入れ替わります。
A/BとUNDO
COPYを使ったA/B比較、UNDO / REDO、Shiftを押しながらの微調整、マウスホイール操作に対応。つまみの値の吹き出しや、ボタンのヘルプ表示もあります。
プリセット
プリセットメニューの先頭に並ぶのが、C-TAKEBEATSプリセットの10種。ボーカル、ギター、鍵盤、シンセ、ホーン、ベース、ドラム向けです。
その下に、用途別のファクトリープリセットが28種。ボーカル、ギター、鍵盤、ベース、ドラム、ループ、ミックスバス、リバーブのリターン、外部サイドチェインと、素材ごとの出発点がそろっています。
CT-STRIP01のジャンル別の使いどころ
- ボーカル・歌もの:ボーカル向けのプリセットから入り、ゲートで隙間を静かにして、コンプとEQで前に出す流れ。仕上げにTONEで明るさを傾ければ、1本で完結しそうです。
- バンド・ロック:ギターやドラムのプリセットが用意されています。押し出し系とされるFETは、バンドの音との相性がよさそうな印象。
- ヒップホップ・ビート系:ドラムやループ向けのプリセットから入り、SATを控えめに足して、立ち上がりを丸めつつ太さを出す使い方が想像できます。
- ミックスバス・リターン:ミックスバス、リバーブのリターン、外部サイドチェイン用のプリセットまであります。透明でバス向きとされるVCAなら、まとまりを作る役割を任せられると思われます。
どんな人におすすめ?
- ゲート、コンプ、EQ、サチュを何本も挿す手間を減らしたい人
- プリセットから出発して、あとで微調整する流れが好きな人
- コンプの回路やEQの性格を、同じ設定のまま聴き比べたい人
- スペクトラムを見ながらEQカーブを動かしたい人
- セール価格でチャンネルストリップを1本そろえたい人
ほかのチャンネルストリップとの違い
チャンネルストリップは、実機コンソールの1チャンネル分を再現するタイプと、ソフトならではの切り替えを盛り込むタイプに分かれます。
特定の実機の音にこだわるなら、HarrisonやUAD API Visionのほうが向いています。EQを細かく作り込みたい人も、専用のEQのほうが扱いやすい。バンド数で選ぶなら、最大24バンドのBlackboard EQとの併用が現実的です。Pro Tools(AAX)では使えません。
チャンネルストリップ全般の選び方は、チャンネルストリップのおすすめ記事にまとめています。
CT-STRIP01の選びどころ
回路とEQの性格を切り替えながら、素材別のプリセットを出発点に追い込める。そこがCT-STRIP01の軸です。
──個人的には、ゲート・コンプ・EQをまとめて試したい人向けの1本と見ています。
CT-STRIP01のセール情報(2026-11-01時点)
| 製品 | 通常価格(表示値) | セール価格 | 期限 |
|---|
| CT-STRIP01(Plugin Boutique) | ¥10,700 | ¥4,280(PB表示59%OFF) | 2026年11月30日まで |
※価格はPlugin Boutiqueの円表示で、為替レートによって変動します。
CalPochiのほかの製品も、同じ2026年11月30日までのセール中です(PB表示、2026-11-01時点)。Manga SaturationとNoren Gateが¥5,119、Blackboard EQが¥5,992で、いずれも通常価格から60%OFFの表示。
購入特典の無料ギフトもあります(内容は月替わり)。詳しくはPlugin Boutiqueのギフトの記事から。
ほかのセールはDTMプラグインセールの月次まとめ、ブラックフライデーのセールはブラックフライデーまとめにあります。
CT-STRIP01のFAQ
PRE EQスイッチで順番を変えると、レイテンシーは変わりますか?
変わりません。コンプとEQの順番を入れ替えても、レイテンシーは一定です。
C-TAKEBEATSプリセットは何を呼び出しますか?
プリセットの設定に加えて、入力と出力のレベルも一緒に呼び出します。ボーカルからドラムまでの10種です。
自分で作った設定は保存できますか?
ユーザープリセットとして、保存、上書き、削除ができます。
EQだけ別のプラグインに任せたほうがいいですか?
CT-STRIP01のEQは4バンド。大まかな整えなら、1本で足りる場面が多いと思われます。細かい帯域の補正やバンド数が必要な場面は、専用のEQを併用するほうが扱いやすい印象です。
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