Heavyocity ALLURE: Modern Upright セール情報・アップライトピアノ＋テクスチャーが美しい

Heavyocity ALLURE: Modern Upright はHeavyocityのテクスチャピアノ音源「 ASCEND」に使われている ASCEND エンジンを利用したエモーショナルなアップライトピアノ音源です。

ナチュラルなピアノサウンドとフェルトピアノ(Felt Piano)サウンドのアーティキュレーションを収録しています。

ASCENDも同様なのですが、全般的に力強く叩いていくようなピアノの音ではなく、ピアノの音の中に弱いタッチの音（ppp；ピアニッシモ)をまぜていれることで、鍵盤演奏が苦手な人でもピアノの表現力が出せるのが良い音源です。

こちらはベーシックなピアノサウンド。

少しずつ時間の経過とともに音色が変わっていくのが美しいAlluring カテゴリ。

サウンドスケープに最適な美しいPAD音。

Heavyocity ALLURE: Modern UprightではHeavyocityからリリーズ済のグランドピアノ音源「ASCEND」で使われているエンジンを採用しています。

ASCENDエンジンは

3箇所に振り分けられたピアノのタッチをXYPad上でモーフィングしながら音色が変わっていく表現力豊かなシステムです。

ASCEND エンジンはこれまでに

• ASCEND: Modern Grand　（グランドピアノ音源）
• ASPIRE: Modern Mallets　（　マリンバ・グロッケン音源　）
• AVANT Modern Keys （エレピ音源）

に使われています。ASCEND: Modern Grandとはまた違ったピアノの響き方でキャラクターが異なるのが特徴です。広がりすぎないサウンドで各音楽ジャンルへの汎用性はALLURE: Modern Upright の方がありそう。

美しいリバーブの残響を活かしたシネマティックサウンド、ポストクラシカルなサウンドを狙っていくなら必須音源です。

Heavyocity ALLURE: Modern Upright のセールはある？

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Heavyocity ALLURE: Modern Uprightのレビュー

特徴

サンプル元になっているのは国内メーカー「カワイ」のフラグシップモデル「k-800」です。
k-800は日本円にすると400万円前後する高級ピアノです。

• Height: 53” (134 cm)
• Width: 60” (153 cm)
• Depth: 26” (65 cm)
• Weight: 626 lbs (284 kg)
  

Heavyocity ASCENDとの比較・違い

ここからは似ているHeavyocity ASCENDとの比較・違いを上げていきます。

エンジンの元になっているASCENDはグランドピアノ音源で、ALLURE: Modern Upright はアップライトピアノ音源と元になっているサンプルが違う以外機能はほぼ同じです。
ASCENDはALLURE: Modern Upright よりもう高域の主張が強く、少し音が広がってさわやかな印象でした。

ALLURE: Modern Upright はアップライトピアノらしいまとまった力強さを感じる音です。トーンはASCENDに比べると少し暗めなので,ASCENDと比べると穏やかなサウンドです。Lo-FI系のようなテンポでゆったりと聞かせる音楽にはハマってくれると思います。

ピアノのキャラクターが全然違うので使い分けができます。ALLURE: Modern Upright の方が音が近いので汎用性は高めです。

Heavyocity ALLURE: Modern Upright でもXYPad上の動きをアニメーション登録させることができます。

レイヤーしていく中の音に違いがあります。

アップライトピアノ・フェルトピアノのほか、ブラシ・共鳴する爪弾きといったEXTENDED,DANCERSに分けられている項目の音が大きく違います。

音を選ぶときは右側のスピーカーのアイコンを押すと、切り替えたときにサンプル音を自動で確認できます。

Source

XYPadの元の音を振り分けます。

PADの位置は固定もしくはAUTOMATEを使うと4拍の間の動きを記録でき、動きの内容を繰り返しさせることができます。

合わせてRANDOMのパラメーターでパッドの動きにランダム性を加えます。

• オン/オフ – ミキサーのランダム化のオン/オフを切り替えます。
• スキャッター – 各ノートのミキサー位置のランダム化を設定します。
• ドリフト – 時間の経過とともに各ノートのミキサー位置がミキサー内でドリフトする速度を設定します。

NATURAL

■Nat MIX
アップライトピアノ、クローズマイクとルームマイクのミックス
■Nat Close
アップライトピアノ、クローズマイク
■Nat Room
アップライトピアノ、ルームマイク
■Nat ppp
アップライトピアノ、ソフトに演奏、クローズマイクとルームマイクのミックス

FELT

フェルトピアノはピアノの弦とハンマーの間に布を挟んで音を鳴らしたときの音です。モコモコした柔らかい質感に変わります。

■Felt Mix
フェルトアップライト、クローズマイクとルームマイクのミックス
■Felt Close
フェルトアップライト、クローズマイク
■Felt Room
フェルトアップライト、ルームマイク
■Felt ppp
フェルトアップライト、ソフトに演奏、クローズマイクとルームマイクのミックス

EXTENDED

■Mallet
ミュートされた弦でアップライトピアノの指弾き
■Pluck
ゴム製のマレットで叩かれたアップライトピアノ
■Twine
フロッシングの持続性 より糸で直立した弦
■Brush Grain
ブラシ加工の弦を重ねたグラニュラーパッド

DANCERS

DANCERSカテゴリではアルペジエーターやディレイを加えずに音が強弱をつけて繰り返しされます

■Natrural(D)
アップライトピアノ
■Felted(D)
フェルトピアノ
■Mallet(D)
マレット演奏のピアノ
■Mute(D)
ミュートした音のピアノ

Modulate,Arp,Echoes,FX,Convolveとセクションにわかれていて、シンセのようにカスタムしていけます。

Settings

サスティインペダルの音や押されているピアノのキーの追加レイヤーをコントロール。
ヴェロシティカーブやトーンの全体的な明るさを決めます。

Modulate

鍵盤を押したあとのXYPad上の動きをLFOで制御したりMIDIコントールしたりできます。

ARP

単音でのアルペジエーターのON/OFFが可能です。

CHORDをONにしたステップでは和音で鍵盤を押さえているとコードで発音します

アルペジエーターパターン

• CHORD
• UP
• DOWN
• UP/DOWN
• REPx2
• REPx3
• REPx4
• RANDOM

ECHOES

セミランダム伴奏ジェネレーターとしても使用できる MIDI ディレイ エフェクトが含まれています。
ピッチが変わるエコーを作り出せます。

FX

TIMBRAL,SPATIALにエフェクトのアイコンがあり、中央の4箇所をへドラッグ＆ドロップすることで合計４つのエフェクトを利用できます。

Convolve

コンボリューション エフェクトは、メイン マスター エフェクトとは別のセンド エフェクトチェーンです。

サウンドサンプル