Dawesome Abyssセール！Sci-Fiサウンドやダークアンビエント、テクノ、インダストリアル向けのシンセ

March 14, 2025

櫻井徳右衛門

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Tracktion Dawesome Abyssはドローン、パッド、パルス等のサウンドを即戦力で鳴らせるアンビエント向けシンセ。Sci-Fiサウンドやダークアンビエント、テクノ、インダストリアル向けのシンセ。

Dawesome のシンセはアンビエント向けなものが多いですが、その中でもわかりととっつき安さを感じられるシンセです。他人と音色被りをしたくない人にピッタリなシンセサイザー。

Tracktion Dawesome Abyss

総合評価

( 5 )

メリット

ドローンやパッドを鳴らせるアンビエント専門機
色でトーンを作り込める

デメリット

音の調整難易度は高め
一般的なシンセようなリードサウンドは鳴らせない

Abyss は、個性と魔法の粉を少し加えたビジュアルシンセサイザーです。暗く振動するドローン、鮮明なシネマティックパッド、豊かに変化するテクスチャを提供します。Abyss を使用すると、音楽やサウンドデザインプロジェクトに即座にインスピレーションを得ることができます

直感的に把握できるUIが特徴的です。

画面中央にあるトーンカラーアプローチを使った、音のカスタマイズを行います。

色の種類で音の機能を判別していけるというものです。

Tracktion Dawesome Abyssを使いこなすには覚えたほうが良いですが、パラメーターの意味の理解が苦手な人にとっては嬉しく、色を操作するだけで良いと直感的に音作りが可能です。

UI上のテキストラベルが省略されていて簡潔に見えるのですが、機能がわかりにくいときがあります。

そのときは左下にヘルプ表示が出るので参照します。

エフェクト

エフェクト部はのちに個別プラグインとしてリリースされた「Dawesome LOVE」 同様のインターフェイスで展開されます。使えるエフェクトは

シマー
ディレイ
リバーブ
フェイザー

UI上は直接エフェクト名が書かれていないため慣れる必要があります。

上下にスクロールさせて絵柄を出すとエフェクトが強くかかる仕組みです。

バージョン1.2からの新機能

バージョン1.2よりFMの使用ができるようになりました。シンセのFMというと難しいイメージがありますが、Abyss での FM の使用は、フィルターを使用するのと同じくらい簡単です。3 つのスライダーだけで、周波数変調のレベルと音色特性を設定できます。

注意点としては一般的なシンセようなリードサウンドは鳴らせないので、ドローン・パッド・テクスチャサウンドを作り込むアンビエント要素の大きいシンセです。

驚くほど直感的な新しい FM 機能。フィルターを使用するのと同じくらい簡単に FM サウンドを設定できます。

工場出荷時のプリセットが 2 倍になりました。

迅速で触覚的なサウンドデザインのためにタッチスクリーンモードが追加されました。

サウンドカラーに基づいたユニークで刺激的なワークフロー。

パッチの構成要素として 2000 種類以上のサウンドカラー。

サウンドカラーを選択するためのユニークな「サウンドサーフィン」。

各音色はスペクトル処理によって変更できます。

ノイズパラメータは、選択したサウンドカラーに基づいて調整された「音楽的なノイズ」を追加します。

共振機能を備えた仮想アナログフィルター。

4 つのサウンドエフェクト: シマー、ディレイ、リバーブ、フェイザー。

オプションのレンガ壁リミッター。

13 個のソースと 23 個の宛先を持つ任意の変調。

LFO に非常に便利な LEVEL スライダーが追加され、モジュレーションの深さを調整できるようになりました。

パニックボタンと、ユーザーからのフィードバックに基づいたその他のいくつかの改善。

2 つの ADSR、3 つの LFO。

LFO はカーブの自由な描画をサポートします。

2 つの LFO はステップシーケンサーとして使用できます。

左チャンネルと右チャンネルのほとんどのパラメータを異なる方法で傾斜させることができる独自の「ステレオ」モディファイア。

モジュレーションパラメータは、それ自体をモジュレートできます (例: LFO 速度)。

スケール内に留まる簡単なピッチスナップ機能。

MPE サポート。

スケーラブルでレスポンシブな UI。

丁寧に作られたパッチが 130 個以上。