2026年10月30日、EDIFIER の800番台に最新作「EDIFIER WH880NB」が登場。
EDIFIER WH880NB
上位モデルEDIFIER WH950NB Gen2のサウンドの質感を引き継ぎつつ、今回のモデルではANC OFFで最大120時間、ANC ONで最大60時間再生可能な長時間再生対応モデルへ進化。
また長時間再生可能なバッテリーを搭載しているモデルとしては本体重量249gと軽く長時間使い続けることができます!
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最初にEdifierヘッドホンの番号についておさらいしておきましょう。
目次
Edifierヘッドホンの「900番台」と「800番台」の主な違い
| 項目 | 800番台(例: W830NB) | 900番台(例: WH950NB) |
|---|
| 位置づけ | コスパ最重視の定番ミドルレンジ | 質感と機能を高めた上位プレミアム |
| 外観・素材 | 樹脂パーツ中心で軽量かつカジュアル | 金属パーツやシボ加工を多用し高級感がある |
| 空間オーディオ | 基本機能中心(非対応モデルが多い) | 対応モデルが多く、映画やゲームの没入感が強 |
| 通話マイク性能 | 必要十分なノイズ低減(日常会話向け) | 4マイク構成+AIノイキャンでビジネス・Web会議も快適 |
| 付属品 | 充電用ケーブルのみ(または簡易ポーチ) | 頑丈な専用ケースが標準付属 |
| 価格帯の目安 | 約8,000円 〜 13,000円前後 | 約18,000円 〜 25,000円前後 |
EDIFIER WH880NBの製品仕様
■製品仕様
上位モデルに勝るスペック
| WH880NB | WH950NB Gen2(2025版) | W830NB |
|---|
| ドライバー | Φ40mm ダイナミック | Φ40mm ダイナミック | Φ40mm ダイナミック |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~40kHz | 20Hz~40kHz | 20Hz~40kHz |
|---|
| 対応コーデック | LDAC、AAC、SBC | LDAC、AAC、SBC | LDAC、SBC |
| ANC(ノイキャン) レベル調整 | | 8段階 | 2段階
|
| 騒音低減効果 | 最大-49dB | 最大-49dB | 最大-45dB |
| マイク | 5の内蔵マイク | 6つの内蔵マイク | |
| 再生時間 | ANC ON:約60時間 ANC OFF:約120時間 | ANC ON:約45時間 ANC OFF:約80時間 | ANC ON:約54時間 ANC OFF:約94時間 |
| 充電時間 | 約2時間 15分急速充電=18時間再生 | 1.5時間=フル充電 15分急速充電=13時間再生 | 1.5時間=フル充電 15分急速充電=10時間再生 |
| マルチポイント接続 | ◯ | ◯ |
| 外音取り込み | ◯ | ◯ |
| 風切り音低減 | ◯ | ◯ |
EDIFIER WH880NBレビュー
EDIFIER WH880NB
デメリット
- 低音強めが曲素材によっては聞き取りにくいかも。
- エージングは必須。
デザイン
ブラック
ダークブルー
アイボリー
カラーは全部で4種類から選択でき、今回は赤よりな「バーガンディ」を選択。
パッケージと付属品
WH880NB は有線ケーブルで接続も可能になっていることから3.5mmオーディオケーブルが付属。
ヘッドホンケースは付いておらず代わりにキャリングバッグが用意されています。
サウンドインプレッション
2026年10月30日時点でEDIFIERヘッドホンの中でも最大約120時間再生可能な超長持ちバッテリーが第一の推しポイントです。
最大約120時間はANC(アクティブノイズキャンセル)がOFFの時の時間で、ANCがONのときは最大約60時間。
数値的には半分になってしまいますが、一日2時間使ったとしても30日充電しないでノイズキャンセルONの状態で使えるってすごくないですか?
充電が面倒でズボラな人にはこの仕様はありがたいですね。
低域がかなり強調されて聞こえるモデルのため低音強調気味のドンシャリサウンドが好きな人にはたまらない音。
上位モデルの「WH950NB」と聴き比べると音の情報量の差は感じますが、全体的なバランスはWH880NBの方が好みでした。
ポップス、ロックの場合、2020年〜の最近の曲の方が相性が良く聞こえます。
プリセットイコライザーモードでもキャラクターが変わるため、曲のジャンルにあわせて変えて聞いていく面白さがあります。
リファレンス曲1:怪獣
ヘッドホンで聞いてテンションが上がる曲の一つです。
綺麗に分離している各楽器の音がハッキリ聞こえてくるのが心地よい。
側圧は若干あるので耳が大きい人は、ちょっときつめかもしれません。
WH880NBの強めの低域チューニングに対し、音が締まったベースの音がはっきり聞こえます。ベース弦を鳴らしたときのブリっとしたアタックの音が心地よく、同時にキーボードや空間を埋めるウワモノ楽器の音の定位がわかりやすいですね。
リファレンス曲2:チェリー
ヘッドホンリファレンス曲にしている1曲で、曲全般で聞こえるコンガのパーカッションが明瞭に聞こえるか?で高域の解像度と音場の広さを判断できます。
友人はパーカッションが入っていることに気がついていなかったこともあり、この曲を選んでいます。
Rchの端のほうにコンガが配置されていて、音場が狭かったり再生帯域が狭いと聞き取りにくいです。またサビでアコギの音が入りこのアコギのトーンの違いでも高域のきらびやかさが判別できます。
WH880NBでは,この曲にコンガが入っていると知っていると鳴っていることがわかりますが、知らないとパーカッションの音自体に気づきにくいかもしれません。
ベース
WH880NBは基本的に低音はかなり出ているチューニングになっていて、低音が強いヘッドホンが好きな人は聴いていてテンションがあがります。
ヘヴィロックのように音圧が詰め込まれている曲によっては外音モードにすると、音像が少しまろやかになり聞き心地が良くなります。ノイズキャンセルが強すぎるのが嫌だけど音像の調整もしてみたい人には、面白いアプローチ手法です。
ミドル
ドンシャリヘッドホンなので、ミッドの音を楽しみたいときは、曲に合わせてボーカルプリセットへ変えた方が良いです。
トレブル
高域だけつき抜けてくるようなことはなく、バランスよく聞こえてきます。スマホのワイヤレス再生している分には、不満を感じることはないでしょう。
古い曲の場合、音量とプリセットの組み合わせが悪いとノイジーなサウンドに聞こえるときがありました。音源依存はありますので、そんなときはイコライザーでの調整。
クラッシックや交響曲を聴くときは、高域ブーストにすると、アコースティック楽器の美しい音色の帯域が聞こえてきます。
サウンドステージ
音場は狭め。ただ、サウンドモードを立体音響に切り替えるとワァーと世界が広がります。
オーケストラのような壮大なサウンドステージの曲を聴くときは迷わず立体音響モードにしたい。
なお、イコライザーは立体音響モードでは使えない仕様なので、イコライザープリセットを選ぶと必ず音楽モードに切り替わります。
かなり音場の広さが変わるので、試聴できるなら必ず立体音響モードを試す事をおすすめします。
音量制限モード
85dbにしておくと、最大音量からそれ以上音量が上がらなくなります。(iPhoneだと最大音量から-5回押したあたり)
ボタンで上げ下げしてるときはいいのですか、スライダーでボリューム調整してるときに、ついついあげすぎるなんて場合には便利ですね。コレ。
WHO(世界保健機関)の基準:85dBの音量は、週に最大40時間までであれば難聴のリスクを避けられるとされるひとつの目安です。
ノイズキャンセル
WH880NBのノイズキャンセルは電車の空調のゴーっと言ったハムノイズはきこえなくなり、エアコンの風の音が聞こえる程度。Boseノイズキャンセルに比べると若干弱めではありますが十分すぎる効き方です。
昼の時間帯でも、朝の通勤時間の静けさ。
ノイズキャンセルのレベルを調整できる「カスタムノイズキャンセル」があります。
「カスタムノイズキャンセル」は6段階で、ノイズキャンセル高とレベル6が同じ強さです。
自分でノイズキャンセルの強度を調整できるのは本当にありがたく、Edifierのユーザー視点の商品作りに驚かされます。
電車に乗っていてノイズキャンセルが強すぎると車内アナウンスを聞き逃したことがあり、強度調整は私には必須なのです。
また外音取り込みモードでも、取り込む音量を調整できるようになっています。
これも面白い機能です。
イコライザーの種類は5プリセット+カスタムモード。カスタムモードでは4バンドイコライザー。設定を複数保存しておけます。
カスタムイコライザーを切り替えるときは左右にスライドさせるだけとUIの使いやすさが良いです。
気になった点
低音好きだとおそらく気にならないのですが、低音がデフォルトでちょっと大きめです。
最初は耳が痛い音だったのですが、30時間ほどエージングしたら聞きやすくなりました。エージングは必ずしましょう。
ヘッドバンドの金属が傷が目立ちそうな素材なので、傷に敏感な人は取り扱いの注意が必要。
まとめ
モデルが古いのですが、BOSE QuietComfort 35 wireless headphonesと比較しながら聞いてみたところ、サウンドは肉薄しており低音がしっかり出るヘッドホンを探しているならサウンドクオリティの満足度は高く感じられます。
ノイズキャンセルレベルもBOSEには負けるもの、もう十分なレベルで運用できます。またBluetooth6.0の接続の速さの快適さ。そして相変わらずのコスパの良さ。これだけ機能を盛り込んで10,980円なんですよね。企業努力に驚かされます。
あまりヘッドホンにこだわらない友人に、ちょっと聞いて!とWH880NBを手渡したら「あら、イイ音」と即口からでていました。
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