MeldaProduction PowerStrings レビュー!激安だけどパワフルなストリングス音源

MeldaProduction から軽量のストリングス音源が登場です。
MeldaProduction PowerStrings はハードシンセに入っているStringsのように簡単にならせて使える音源で、ヒップホップやモダン ポップ制作のペースの速い要求に合わせて特別に調整され使えるシンフォニック ストリングスです。
パワーがあるストリングスの音で、8つのアーティキュレーションを使い分けられます。
下の動画でMeldaProduction PowerStrings の音が確認できます。

売り出し価格が安すぎてびっくりしました。お値段以上に活躍する音源です。


- パワーあるストリングス音源
- 8つのアーティキュレーション
- MsoundFactoryの独特の扱い方を覚える必要あり
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Melda PowerStrings レビュー 価格が安すぎない?


それではMelda PowerStrings レビュー!!
MeldaProduction 自体は昔からあるメーカーですが独自路線を突き進みすぎていて、ついていける人とついていけない人が両極端に分かれるプラグインを作っています。
今回のMelda PowerStringsは母艦として動かすMsoundFactoryのシステムが気に入れば値段以上に活躍してくれるストリングス音源です。
オーケストラ用途のストリングス音源の場合、バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバスとセクションに分けて用意されていることがありますが、Melda PowerStringsはこのタイプではなく、全帯域が一度に鳴るタイプです。
イメージとしてはハードシンセに入っている「Stringsのパッチ」だと思ってもらえればOK.
シンセストリングスなのでC1より下もなるし、C8より上も鳴ります。
準備
Meldaプラグインのインストール方法はこちら


MSoundFactoryを使って起動させます。
MSoundFactory自体はMSoundFactory Playerが無料で使えるので気にせずダウンロードしてしまいましょう。Playerの状態でも無料の音源が幾つか付いています。
使いたい音源がある場合に上位のMSoundFactory LE,MSoundFactory Fullにします。
MSoundFactory内からコンテンツをダウンロードします。


MDrummerとMSoundFactoryは違うパスにしないとアラートが出ます。
パスを設定したらPowerStringsのDownloadを押してインストール開始。インストール終了後右上の×を押してウィンドウを閉じます。


全体の簡易設定を行うIntroセクション


アーティキュレーション
ストリングス音源なので演奏方法を変更するアーティキュレーションがあります。
Melda PowerStringsは8つのアーティキュレーションを使い分けられます。
CMaj7コードを鳴らしただけのサンプル、Soft legatoとHard legatoは単音しかなっていませんが、Edit画面でポリフォニーに変更できます。
アーティキュレーションは一つずつも鳴らせるし、同時に鳴らすこともできます。8種類全部同時だと爆発したような音に鳴ります。


Creative
Creativeのセクションでは
- Convoluttion
- Harmonics
- FM
- Diffusion
を追加できます。過激にかければシンセっぽい人工的なサウンドに、浅くかければおしゃれなストリングスサウンドに仕上がります。


FX
Creativeのセクションとは別にポストエフェクトのセクションが用意されています。
- Motion
- Distortion
- Chorus
- Modulation
- Lofi
- Delay
- Reverb
- EQ
ともりだくさん。


Globals
Globalsでは全体の設定を行います。ベロシティレンジもここで調整します。


また各パラメーターはサイコロマークのランダマイザーで色々なパターンを試せます。
Edit
Editを選ぶと細かく音を作り込めます。


FXのタブを開くと6チャンネル出しができるように見えますが、アーティキュレーションでのマルチアウトが可能です。マルチアウトを前提で作り込む場合は「MSoundFactory6out」を使います。


このEdit画面ではMeldaProductionプラグインの機能を枠の中にいれて音作りができるというとんでもない仕様です。Meldaプラグインをたくさん持っている人には嬉しい内容。


デメリットはMSoundFactoryの使い方を覚えないといけない
一応デメリットもあり、クラッシック向けのストリングス音源はモッドホイールでダイナミクスをつけて音量を細かく調整していくようになっているのがデフォルトですが、MSoundFactoryでは初期状態でモッドホイールに割り当てがありません。
自分でMIDIマッピングの調整が必要です。
このMSoundFactoryの使い方を覚えないといけないのが最大のデメリット。
ベロシティ値の設定とPiano/Forteを駆使すれば強弱をつけて演奏できますが、音符を段々とフェードイン、フェードアウトさせていく鳴らし方は2手間ぐらいかけないといけないのでこの点は面倒です。
減衰させる鳴らし方は向いていない音源です。バックやキメフレーズでストリングスをパワフルに鳴らすには活躍してくれます。
またSoft stringsを選んでPianoを強くしても弱く柔らかい音は出ません
この点はこういうストリングス音源だと割り切って使うしかありません。
導入直後だとMSoundFactoryのGlobalプリセットが空になっているので、 PowerStringsのプリセットと間違えて矢印を押してしまうと、セットした PowerStringsが消えてまた選び直さないといけなくなります。
この間違えは音を確認中に5回ぐらいやらかしたのでプリセットブラウザで音を選んでいく人は注意してください。
場所が近すぎるんですよね……


プリセット
プリセットは58個。プリセットにもランダマイザーがあるので、選びきれない場合はランダマイザーで偶然選択したものをつかうのもありです。


気になる価格
イントロセールがぶっちりぎりに安くて驚きました。イントロセール時87%OFFで2,000円以内のインパクトです。
これだけ安く設定されると逆に不安になりますが、この音でこの値段なら全然良いなあと感じるストリングス音源です。
MeldaProduction PowerStrings の購入はこちらから
「MeldaProduction PowerStrings」のセール期間や割引率調査・より安く買えるバンドルをまとめていきます。
バンドル版はある?
バンドル版はまだありません。



めちゃめちゃお手軽にストリングスで演奏を分厚く!!
どこで購入できる?
■海外代理店
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■日本代理店
最安値
※表示価格は当時の為替レートによる
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コメント
コメント一覧 (2件)
FREE/ 69 EUR
今はこう表示されていますが
ManagerでPowerアイコンをクリックして読み込もうとするとDAWが落ちますね
制限付きで無料だと思っていました
こんにちは。そうですね表記が紛らわしいですね。ライセンスが必要です。