Tracktion DAWESOME HATE セール!個性派向けのディストーション

Tracktion Dawesome HATE はディストーションプラグイン。

ウェーブテーブルベースのディストーションで、29 のモジュールを組み合わせてディストーションを作っていけるエフェクトプラグイン。
HATE は、サウンドを限界まで押し上げ、それをとても楽しむためのものです。ペダルボードのように最大 6 つのエフェクトを重ね、現実が変わるまでノブを回します。スタジオに不可欠なものから絶対的なサウンドのトラブルメーカー (MAL-SYNC、ATARI-PUNK、RASPATOR) まで、29 のモジュールを組み合わせて、わずかなざらつきから完全なカオスまで、数秒で変えることができます。クリーンでコントロールされたサウンドが欲しいですか? もちろんです。スピーカーに人生の選択を疑わせるようなサウンドが欲しいですか? それ以上です。


Dawesome HATE Preset DEMO

- ウェーブテーブルベースのディストーション
- 29個のエフェクトモジュール
- ランダマイザーあり
- 音の調整難易度は高め
それでは Tracktion Dawesome HATEのレビュー。
Dawesomeのシンセ・プラグインは割と実験的なものが多く、ちょっとひねくれてたサウンドを作りたい人におすすめな製品。今作のDawesome HATEはディストーションプラグインとなっている。
ウェーブテーブルベースのディストーションということで、ユーザーの手持ちのオーディオファイルを読み込ませると解析がはじまり、ウェーブテーブルを作成。
非常にわかりにくいのだが、「ユーザーオリジナルのウェーブテーブルを使ったディストーションが作れるよ」という意味だと理解している。
例えばiZotopeのディストーションプラグイン「Trash」はウェーブテーブルを選んでからシェイプを角張った形に変えて歪みを加えていく。



このTrashの場合は選べるウェーブテーブルの形がプリセットからしか選べないが、
Dawesome HATEの場合はプリセットの他に、ユーザーのオーディオデータを読み込んだオリジナルなウェーブテーブルも選べるよ!という解釈で良いはず。
作れるディストーションサウンドが豊富かつ独特な音色にできる。
といっても初期段階で用意されているウェーブテーブルプリセットもかなりの数があるので、音作りが苦手な人はパラメーターノブを回すだけでも満足できる内容だ。

豊富なエフェクトモジュール
面白いのがウェーブテーブルの歪み以外にエフェクトモジュールがあり、こちらでもサチュレーターが用意されている点。
エフェクトモジュールが充実しているディストーションプラグインとしては「OUTPUT Thermal」があり、OUTPUT Thermalも秀逸なプラグインだが、モジュールを組み合わせていくタイプではないので自由度ではDawesome HATEが勝る。
一方で「OUTPUT Thermal」にあったモジュレーターがDawesome HATEにないため、どちらの機能を使いたいか?で選択肢が変わってくる。
Thermalに比べるとDawesome HATEの方が価格が明らかに安いので、面白いディストーションプラグインを探している人なら導入しやすさはDawesome HATEに軍配が上がる。
設定項目がたくさんあるので最初はとっつきにくいのがデメリット。ディストーションのプラグインは非常にたくさんあり、で簡単なものが良いという人にはおすすめしにくい。
もう既に選びきれないほど持っている人も多いだろうが、音作りのユニークさを求めるならDawesome HATEのほどのものは少ないので試してみる価値は十分あり。
マルチエフェクターとして使う

ウェーブテーブルセクションはON/OFFできるため、画面下のエフェクトセクションのみを使ってマルチエフェクターとして使うことも可能。
マクロノブはないので、本格的なマルチエフェクターとして使う分には少々不足かもしれないが、エフェクターをあまり持っていない人からすると手数が増えるので一例としてあげておく。
エフェクトモジュールはエフェクトの種類とタイプを選んでエフェクト量を調整するだけ(縦に表示される絵を上下させる)
歯車のメニューを押せば、詳細設定ノブが表示される。専門のエフェクトプラグインに比べると設定できる項目は少ないがマルチエフェクトとして使う分には必要最低限でサクサク設定できて便利。


使えるモジュールは最大6個。
ドラッグ&ドロップで順番を入れ替え。MENUのRemove Moduleで削除、Exchange Moduleで入れ替えが可能。

ランダマイザーあり
INPUTの下のサイコロボタンがランダマイザー。ロックをかけないパラメーターに対してランダマイザーが適応される。
面白い効果を狙うときに効果的。

Dawesome HATEでできないこと
- モジュレーター設定
- マクロ設定
選べるウェーブテーブルプリセット
Soft
- Asym
- Bisect
- Clipped
- Crush
- Fracture
- Grimmace
- Rebound
- Texutre
- Zipper
Strong
- Broken
- Corrogate
- Exacerbate
- Fold
- Obliterate
- Shareds
- Tearing
- Treads
- Wake
- Zigzag
WILD
- 32 shapes
- Blaspheme
- FM
- Fractal
- Noise
- Spectrums
使えるエフェクト
Distortion
- Asym
- Saturator
- Distort
- Crush
- Atari Punk
- Raspator
- Mal-sync
- Nosify
- Orbit
Chorus / MOD
- J-60 Chorus
- Mellow
- Sweet
- Chorus
Utilty
- Gain
- EQ
- Smart EQ
- Compressor
- Limiter
- OTT
Filter
- Lowpass
- Multi mode Filter
- Vowel
Delay / Reverb
- Delay
- Loophole
- Grains
- Clouds
Modulation
- Phaser
- F-Shift
- FM
プリセット
プリセットは用途、キャラクター、制作者で絞り込みが可能。

- Dawesome HATEのマニュアルはどこ?
-
メニューのOTHERより「OPEN USER GUIDE」を選択します。

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他のディストーションプラグイン
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■海外代理店
pluginboutique,Pluginfox
Tracktion公式サイト
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