【最新版2026/8月】DTMプラグインセールのおすすめ徹底解説!
迷ったらコレ!VoicePeakなど6ソフトを徹底比較!動画のナレーション用途で使える便利ソフト

動画のナレーション用に読み上げソフトを探しているけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない……。棒読み感のない自然な声が欲しいのに、調べれば調べるほど候補が増えていく。そんな状態で手が止まっている人は多いはずです。
読み上げソフトと一口に言っても、VoicePeakのようなAIナレーション特化ソフトもあれば、無料で使えるVOICEVOXもあるし、ゆっくり実況でおなじみの古参ソフトもある。
方向性がバラバラなので、比較せずに1つだけ触って「なんか違う」と離脱してしまうのはもったいないです。
この記事では、読み上げソフトの比較として代表的な6本──VoicePeak・CoeFont・VOICEVOX・A.I.VOICE・CeVIO AI・SofTalkを、価格・音声の自然さ・対応OS・用途の軸で整理していきます。
そもそも読み上げソフトにはどんな種類があるのか
読み上げソフトは、大きく分けると「AI・ニューラル系TTS」と「フォルマント合成などの伝統的な方式」の2系統に分かれます。
VoicePeak・CoeFont・A.I.VOICE・CeVIO AIの4本は、ディープラーニングを使ったAI音声合成(ニューラルTTS)を採用していると各社が明記しているソフトです。感情パラメータや抑揚のコントロールがしやすく、聞き手が「機械が読んでいる」と感じにくい自然な発話を目指して作られています。
一方でSofTalkは、2000年代から続く歴史あるフリーソフトで、SAPI5音声(Windows標準搭載の音声エンジンなど)や、AquesTalkをはじめとする外部の音声エンジンをプラグイン的に組み合わせて使うタイプのソフトだと言われています。AI系ソフトのような滑らかなイントネーションよりも、いわゆる「ゆっくり実況」的な機械的な読み上げ音質になりやすい傾向があり、これは欠点というより「そういう方向性のソフト」と捉えたほうが正確です。長年愛されている軽量・定番ソフトという位置づけで、他5ソフトと同じ「自然さ」の土俵で比較するのは少し不公平だと感じます。
VOICEVOXはAI技術を使いながらも無料で公開されているソフトで、コスト面ではSofTalkに近い位置づけ、音質・自然さの方向性ではVoicePeakたちに近い位置づけという、ちょうど中間にあるソフトです。
6ソフト比較表
まずは6ソフトの特徴をざっくり一覧化します。価格やキャラクター数は変更されることがあるため、購入前には必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。
| ソフト名 | 開発元 | 価格帯 | 無料の有無 | 音声の種類 | 技術方式 | 自然さの傾向 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| VoicePeak | Dreamtonics(開発)/AHS(販売) | 買い切り。ナレーターセットにより数千円台〜という情報あり(要最新確認) | 体験版あり | 18キャラクター前後の製品ラインナップ+商用可能ナレーターセット | AI音声合成技術 | 感情パラメータで抑揚を作れる、自然な部類 | 動画ナレーション、朗読、商用ナレーション |
| CoeFont | CoeFont | サービスにより異なる(無料プランの有無を含め要公式確認) | プランにより変動 | 多数のAI音声(CoeFont)を提供 | AI音声合成(ニューラルTTS) | AIらしい自然な発話という評価が多い | 動画・配信のナレーション、企業のIVR音声 |
| VOICEVOX | ヒホ(Hiroshiba Kazuyuki)氏 | 完全無料 | 無料(商用・非商用問わず利用可、キャラごとの規約は要確認) | 45種類以上のキャラクター(四国めたん、ずんだもん等) | ディープラーニングベースの音声合成エンジン | AI系として自然な部類 | ずんだもん解説動画、個人勢の実況・解説 |
| A.I.VOICE | 株式会社エーアイ(AI, Inc.) | 買い切り(具体的な税込価格は要公式確認) | 体験版あり | A.I.VOICE2で20種類以上のキャラクター | AITalk技術によるAI音声合成 | 自然な部類、感情表現も可能 | 企業ナレーション、VTuber、業務用音声合成 |
| CeVIO AI(トーク) | テクノスピーチ(開発) | トークボイス単体で8,900円〜1万円台後半程度 | 無料版はなし(体験版あり) | 複数のサードパーティトークボイス | 深層学習(DNN)ベースのAI音声合成 | 落ち着いた自然な発話という評価が多い | 動画ナレーション、キャラクターボイス読み上げ |
| SofTalk | 個人開発によるフリーソフト | 無料 | 完全無料 | SAPI5音声+外部エンジンを組み合わせ可能 | フォルマント合成・規則ベース中心の古い方式が主体と言われる | AI系とは方向性が異なり、機械的・ゆっくり実況的な音質になりやすい | ゆっくり実況、ニコニコ動画の読み上げ動画、軽量な読み上げ用途 |
各ソフトの特徴
VoicePeak

VoicePeakはDreamtonicsが開発し、AHS(AH-Software)が国内販売を行っているAIナレーションソフトです。公式サイトでは「最新のAI音声合成技術」を採用していると案内されており、テキストを読み上げるだけでなく、喜怒哀楽などの感情パラメータを数値で調整できる点が特徴として挙げられています。
企業のプロモーション動画でもよく使われているボイスです
対応OSはWindows・macOS・Linuxと幅広く、Windows専用ソフトが多い読み上げソフト業界の中では珍しい部類です。18キャラクター前後の製品がラインナップされているほか、商用利用が可能な6ナレーターセットも用意されています。買い切り型で月額課金が発生しない設計になっている点も、継続コストを気にする人には嬉しいポイントです。
VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット vol.2 ダウンロード版 >>
CoeFont

CoeFontはAI音声合成をベースにしたサービスで、Webブラウザやモバイルアプリ(iOS・Android)から利用できる形態が中心という印象です。公式サイトでは法人向けのAI通訳サービス「CoeFont Interpreter」が前面に出ていますが、テキストを音声に変換するText-to-Speech機能へのリンクも用意されており、一般ユーザー向けの読み上げサービスも展開しているようです。
多数のAI音声(CoeFont)が用意されているとされ、ユーザー自身の声を録音してオリジナル音声を作れる機能もアナウンスされています。料金プランの詳細は変動しやすいため、無料プランの有無や文字数制限については公式サイトの料金ページで直接確認することをおすすめします。
VOICEVOX

VOICEVOXはヒホ(Hiroshiba Kazuyuki)氏が開発したオープンソースの音声合成ソフトで、最大の特徴は「商用・非商用問わず無料」と明記されている点です。四国めたん・ずんだもん・春日部つむぎ・波音リツなど45種類以上のキャラクターが公開されており、Windows・Mac・Linuxに対応しています。
ディープラーニングベースの音声合成エンジンを採用しつつ無料で公開されているため、YouTubeやニコニコ動画の解説動画・実況動画で個人勢を中心に広く使われているという印象です。ただし各キャラクターごとに利用規約が定められているため、商用利用時はキャラクターごとの規約確認が必須になります。
中の人ライセンス表記は必須です
VOICEVOX | 無料のテキスト読み上げ・歌声合成ソフトウェア
A.I.VOICE


A.I.VOICEは株式会社エーアイ(AI, Inc.)が開発するソフトで、同社の音声合成エンジン「AITalk」の技術を応用していると公式サイトに記載されています。琴葉茜・葵、結月ゆかり、紲星あかりといった人気キャラクターを含む、A.I.VOICE2では20種類以上のキャラクターが利用可能です。無印版はさらに幅広いラインナップが用意されています。テキストを入力するだけで自然な音声に変換し、WAVなどの音声ファイルとして書き出せる操作のシンプルさも特徴です。具体的な税込価格は公式サイトのページ構成上確認しづらかったため、購入前に公式ショップで最新の金額を確認することをおすすめします。
CeVIO AI(トークソフト)


CeVIO AIはテクノスピーチが開発したソフトで、深層学習(DNN)などのAI技術を使って声質や発話のクセをリアルに再現していると公式に説明されています。CeVIO AIには歌声合成の「ソング」機能と、ナレーション・会話用の「トーク」機能の2系統があり、この記事で扱うのは後者のトーク(読み上げ)機能です。
トークボイスは「梵そよぎ」をはじめとする複数のサードパーティボイスとして単体8,900円〜1万円台後半程度で販売されており、スターターパックでは2万円前後からの価格帯も見られます。
動作環境はWindows 11(64bit)が基本で、Windows 10のサポートは2025年10月14日をもって終了しているため、これから導入する場合はOS要件に注意が必要です。なお歌声合成については、
以前sakutoku.jpで公開したボカロ曲の作り方記事でも触れているので、「歌わせる」用途に興味がある人はそちらもあわせてチェックしてみてください。
SofTalk
SofTalkは、2000年代から個人開発者によって公開されてきた歴史あるフリーソフトです。完全無料で使え、Windows標準のSAPI5音声のほか、AquesTalkなど外部の音声エンジンを組み合わせて読み上げに使えるタイプのソフトだと言われています。他5ソフトのようなAI・ニューラルTTS技術ではなく、フォルマント合成や規則ベースの技術が中心になっていると考えられており、音質としてはいわゆる「ゆっくり実況」的な、機械的で抑揚の少ない発話になりやすい傾向があります。これは古いという意味での弱点というより、軽量で動作が安定していて、長年蓄積されたノウハウ(ニコニコ動画の解説動画文化など)と親和性が高いという方向性の違いです。最新のAI系ソフトと同じ「自然さ」を求めて選ぶソフトではなく、ゆっくり実況のような独特の雰囲気そのものを目的に選ぶソフト、という位置づけが実態に近いはずです。
選び方の鉄則
用途ごとに向いているソフトは変わってきます。迷ったらまず自分の制作物がどれに当てはまるか考えてみてください。
- 企業紹介動画・商用ナレーションを作りたい……VoicePeakかA.I.VOICEが第一候補になりやすいです。どちらも感情パラメータやプロ向けの調整幅があり、商用利用可能なライセンス形態も用意されています。
- VTuber・ゆっくり系実況動画を作りたい……無料で始めるならVOICEVOX、伝統的な「ゆっくり」の質感を求めるならSofTalkという住み分けになります。どちらも実況・解説文化との相性が良いソフトです。
- ビジネスの企業ナレーション・IVR音声を作りたい……CoeFontのようなクラウド型AI音声サービスは、法人利用や大量の音声生成に向いた設計になっている印象です。
- とにかく無料でまず試したい……VOICEVOXかSofTalkの二択になります。AI系の自然な音質を無料で試したいならVOICEVOX、軽さと歴史ある実況文化を優先するならSofTalkです。
- 歌わせたいのか、読ませたいのか迷っている……CeVIO AIはトーク(読み上げ)とソング(歌唱合成)の両機能を持つ数少ないソフトです。歌唱合成寄りの選び方はボカロ曲の作り方を扱った別記事でも整理しているので、そちらも参考にしてみてください。
こうした周辺ツールの比較は、sakutoku.jpのお役立ちツールカテゴリでも他のテーマでまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
実際の使用例3パターン
具体的な制作シーンを3つ想定して、どのソフトを使うかを考えてみます。
パターン1:会社紹介動画のナレーションを作る場合……予算をかけてでも聞き取りやすさと商用ライセンスを優先したいシーンです。VoicePeakかA.I.VOICEで、感情パラメータを軽めに調整しながら落ち着いたトーンで読ませるのが無難な選択になりそうです。
パターン2:ゲーム実況・ゆっくり解説動画を投稿する場合……コストをかけずキャラクター性を出したいシーンです。VOICEVOXのずんだもんや四国めたんを使えば無料で個性のある声が手に入りますし、あえて昔ながらの空気感を出したいならSofTalkという選択肢も残ります。
パターン3:ボカロ曲の合間にナレーションパートを挟みたい場合……歌唱合成と読み上げの両方を1つのソフトで完結させたいシーンです。CeVIO AIならトークとソングの両機能を同じ環境で扱えるので、キャラクターの統一感を保ちながら制作を進めやすいはずです。
メリット・デメリット
AI系TTS全般(VoicePeak・CoeFont・A.I.VOICE・CeVIO AI)のメリット・デメリットを整理します。
メリット
- 感情パラメータや抑揚の調整幅が広く、棒読み感を抑えやすい
- キャラクター(音声)のバリエーションが豊富で、用途に合わせて選びやすい
- 商用利用可能なライセンス形態が用意されているものが多い
デメリット
- 無料のVOICEVOXやSofTalkに比べると、初期投資が発生するソフトが多い
- キャラクターごとに追加購入が必要になり、声のバリエーションを増やすとコストがかさみやすい
- クラウド型サービスの場合、通信環境やプラン制限に利用が左右されることがある
一方でVOICEVOXは無料である代わりにキャラクターごとの利用規約を都度確認する手間があり、SofTalkは無料・軽量な反面、AI系ソフトと比べると自然さの面では見劣りすると感じる人が多いはずです。どちらも「無料で始められる」という強みと引き換えに、何かしらのトレードオフを抱えているソフトだと捉えておくとよさそうです。
どんな人におすすめ?
- 商用ナレーション動画を作りたい人……VoicePeakかA.I.VOICE
- コストをかけずにVTuber・実況動画を始めたい人……VOICEVOX
- 昔ながらのゆっくり実況の空気感を出したい人……SofTalk
- 歌唱合成と読み上げを両方使いたい人……CeVIO AI
- 法人利用や大量の音声生成を検討している人……CoeFont
セール・価格情報
読み上げソフトは製品によって価格体系が大きく異なります。2026-08-19時点で確認できた範囲では、VOICEVOXとSofTalkは無料で利用でき、追加コストは発生しません。VoicePeak・A.I.VOICE・CeVIO AIは買い切り型のライセンス販売が中心で、キャラクター(ナレーター)ごとに追加購入する形式が一般的です。CoeFontはクラウド型サービスのため、プランによって月額・年額の課金体系になっている可能性があります。
いずれのソフトも価格改定やセール・キャンペーンが行われることがあるため、購入前には必ず各公式サイトまたは正規販売サイトで最新価格を確認してください。DTM系プラグインのセール情報はsakutoku.jpのDTMセールまとめでも随時紹介しているので、あわせてチェックしてみるのもおすすめです。
FAQ
Q. VoicePeakやA.I.VOICEで歌わせることはできますか?CeVIO AIとの違いは何ですか?
A. VoicePeak・CoeFont・A.I.VOICEは基本的にテキストの読み上げ(トーク)に特化したソフトです。一方CeVIO AIはトーク(読み上げ)とソング(歌唱合成)の両機能を持っており、同じキャラクターで読み上げと歌唱の両方を扱えるのが大きな違いです。歌わせることを主目的にするなら、CeVIO AIやVOCALOID・Synthesizer Vのような歌声合成ソフトを検討したほうが目的に合っています。
Q. 商用利用はできますか?
A. ソフトやキャラクターによって条件が異なります。VOICEVOXは商用・非商用問わず無料で使えるとされていますが、キャラクターごとに個別の利用規約が定められているため確認が必須です。VoicePeakやA.I.VOICEには商用利用可能なナレーターセットが用意されています。CeVIO AIやCoeFontも製品・プランによって商用利用の可否が変わるため、購入前にライセンス条項を確認してください。
Q. 初心者向けはどれですか?
A. まず無料で試せるVOICEVOXが最初の1本として扱いやすいはずです。インストールしてすぐにテキストを入力するだけで読み上げが試せるため、操作に慣れる目的にも向いています。有料ソフトを検討する場合も、体験版が用意されているVoicePeakやA.I.VOICEから試すと失敗しにくいです。
Q. 無料でまず試したいならどれがいいですか?
A. VOICEVOXかSofTalkの二択になります。AI系の自然な音質を試したいならVOICEVOX、軽量さと昔ながらのゆっくり実況の質感を求めるならSofTalkがそれぞれの用途に合っています。
Q. ゆっくり実況を作りたい場合はどのソフトを使えばいいですか?
A. 伝統的な「ゆっくり実況」の空気感を重視するならSofTalk、キャラクター性やAIらしい自然さも欲しいならVOICEVOXのずんだもん・四国めたんを使う実況スタイルが近年は主流になっている印象です。どちらも無料で始められるので、両方試して好みの音質を選ぶのも良い方法です。
Q. SofTalkは今から新しく導入しても大丈夫ですか?
A. 完全無料で軽量、Windows環境なら手軽に導入できるという点では今でも選択肢になり得ます。ただしAI系ソフトのような滑らかな自然さは持ち味ではないため、「あえてゆっくり実況的な質感が欲しい」という目的でなければ、VOICEVOXなどのAI系無料ソフトのほうが今の用途には合いやすいはずです。
まとめ
読み上げソフトの比較として、VoicePeak・CoeFont・A.I.VOICE・CeVIO AIはAI・ニューラルTTS系で自然な発話を目指したソフト、VOICEVOXは無料でありながらAI技術を採用したソフト、SofTalkはフォルマント合成などの伝統的な方式を軸にした歴史ある軽量ソフトという、大きく2つの方向性に分かれることが分かりました。
商用ナレーションを重視するならVoicePeakかA.I.VOICE、コストをかけずに始めたいならVOICEVOX、昔ながらのゆっくり実況の空気感が欲しいならSofTalk、歌唱合成と読み上げを両方使いたいならCeVIO AI、法人利用や大量生成を視野に入れるならCoeFont──それぞれ得意分野がはっきり分かれているので、まずは自分の制作物がどのタイプに当てはまるかを軸に選んでみてください。
無料ソフトから試せるVOICEVOXやSofTalkであれば、まず触ってみてから有料ソフトへのステップアップを検討するという進め方も現実的です。読み上げソフト選びで迷いすぎるより、まずどれか1本を触ってみることが一番の近道だと思います。











この記事について質問がありますか?コメントはお気軽にご記入ください