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Amp Room ENGL Savage Mark II Suite レビュー!欲しくなる理由!


SoftubeのAmp Room シリーズにENGLのギターアンプが登場!
ハードロック・メタルを演奏する人・作曲する人は要チェック
Softube Amp Room ENGL Savage Mk II SuiteがAmpRoomに登場!
・ギターを歪ませたときの音抜けの悪さが気になる…
・ギターの音を極端に歪ませて迫力を出したいのに、手持ちのアンプだとDrive値が足りない
・ギターの音作りにこだわりたいのにつまみが足りなくて、欲しい音にならない
……といった悩みがあるならSoftube Amp Room ENGL Savage Mk II Suiteが役立ちます!
Softubeのアンプシュミレータープラグイン「Amp Room」に 待望の「ENGLアンプ」が追加されました! Savageは燃えたぎる暑さを感じる質感が独特で、 激歪みさせられるハードロック・メタル向けのアンプです。
Savageは細かくドライブ成分を調整できる多機能ギター・アンプ!
Savageはクリーン、クランチ1,クランチ2、リードの4チャンネル仕様。
ひずみが強めなクランチツーとリードチャンネルでは、Gainの ローハイ回路が組み込まれているため、更に細かくドライブを調整できます。
またクリーン、クランチ1チャンネルではMIDノブの特性の異なるLean/Boldで調整できるようになっていてギターの抜け感や音圧を調整できます。
・120Wと60Wの2タイプを同梱。
・5タイプのキャビモデルx7マイク
・このアンプルームスイートのために追加されたブースター、コンプ、リバーブ、ディレイが付属
・カスタム IR ローダー読み込み可能
そして、Softubeが用意した8つのIRパックが入っています。
ハードロック・メタルのギターを録音する人はぜひ一度試してもらいたい アンプシュミレーターです!
Amp Room ENGL Savage Mark II Suite レビュー・使い方
ENGLはドイツのギターアンプメーカー。製品全般ハードロック・メタル寄りなものが多く、他のENGLのアンプはFireballが有名です。
ENGL Savageの実機入手が困難なため、プラグイン化はENGLファンでなくても嬉しいお知らせですね。
ENGL Savageは燃えるような暑さを感じさせるドライブサウンドの質感が個性的。
マーシャルやヒュースアンドケトナー等、他の一般的なギターアンプに比べるとものすごく歪むのですが、歪ませた音像の中でも音の芯が残るサウンドです。
ロック・ハードロック・メタル・エクストリームメタル・ラウドロック・7弦、8弦ギターを使った低音のヘヴィなディストーションギターと相性が非常に良いギターアンプです。
ENGL Savageの実機のマーク1とマーク2の違い動画
ENGL Savageの実機のマーク1とマーク2の見た目を見るとわかるとおり、
ノブの数がちょっと違います。
マーク1とマーク2の大きな違いとして、
- ミッドノブが2つある事(Clean,Crunch Chanel Iに適応)
- GainのLo/Hiスイッチがある事
- ノイズゲートの追加
があげられます。実機だとMIDIポートを標準装備しているのですがプラグインだと関係ないです。
ENGL Savage Mark II
ENGL Savage Mark IIは非常に多機能で多彩な音作りが可能な反面、つまみが多いので最初少し戸惑うと思います。
クリーン、クランチ1,クランチ2、リードの4チャンネル仕様です。


ヒントのツールチップが表示されるので迷わないとは思いますが、
Clean Vol,Crunch I Vol,Crunch II Vol,Lead Volの右側にあるスイッチを押すとチャンネルが切り替わります。


上の段がクリーン、クランチ1,
下の段がクランチ2、リード
なのですが、右端に固まっているPresenceA,B,MasterA,Bはこの区分に関連ありません。


マスターは2つ独立していて、PresenceAはMasterAに,PresenceBはMasterBに適応されるのではなく
LEDが点灯しているノブが実行されます。
マーシャルやメサブギーを使ってきた人だと、「PresenceAはMasterAのつまみだよね?」という先入観があるのですが、このENGL Savage Mark IIは好きな方をつかって切り替えできます。
この仕組みは最初中々受け入れられなかったので、戸惑いポイントだと思います。


MID LEANとMID BOLD
CleanとCrunch IではMID LEANとMID BOLDのMIDノブが用意されています。
MID LEANとMID BOLDはどちらか片方選んで利用します。
MID BOLDの方が、中域の音がより強くアピールされる印象です。


チャンネル固有スイッチ
■Clean,Crunch1
Bright,Pre Shape,Contour,Mid Lean,Mid Bold,Mid LE/Bo Boost,
■Crunch2, Lead
Gain Lo/Hi , Contour ,Tone Blance,Rough/Smooth
Input Hi/low ,Noise Gate,Deep Boostは全チャンネルに適応されます。
(Noise Gateのみクリーンチャンネル時は動作しない)
ENGLEキャビネット
Amp Room ENGL Savage Mark II Suiteに収録されているキャビネットは5種類です。
- ENGL E412XXL 4×12 (Celestion Vintage 30)
- ENGL E412RG レトロ チューブ 4×12 (Celestion G12H Anniversary)
- E412SGB 標準 4×12 (Celestion Vintage 12-60)
- E412VGB プロ 4×12 (Celestion Vintage 30)
- E212VHB プロ 2×12 (Celestion Vintage 30)
マイクモデルは7つ選択可能で、2つのアンプの音をブレンドできます。


またカスタムIRを選ぶと、手持ちのIRデータを読み込ませて使える他、Softubeが用意しているキャビネットIRを使えます(マーシャル等)


エフェクトペダル(Pre/Post)
アンプの前段階で信号が入るのがPreエフェクトで、後ろに入るのがPOSTエフェクトです。
Amp Room ENGL Savage Mark II Suiteに収録されているエフェクトは
- Softube スレイプナー ブースト
- Softube Midgårdsormen ローエンド コンプ
- Softube Särimner ステレオ ディレイ
- Softube ドゥーム チャーチ リバーブ
- アメリカンクラスA25コンプレッサー
- アメリカンクラスA 55 EQ
- Room Ambience RoomIR
Softube スレイプナー ブースト


Softubeスレイプナーブーストは3段階のキャラクターを持つディストーションペダル。クリーンチャンネルに使った場合でもBoostをMAXまで上げると十分LEADが弾ける歪の量になります。
Softube Midgårdsormen ローエンド コンプ


Low End Compの名前の通り、ギターを歪ませてパームミュートをおこなったときに膨らみすぎた低域を抑えるため利用できます!CROSSOVERでコンプを効かせる帯域を絞り込めます(50~1,000Hz)
Softube Särimner ステレオ ディレイ


ピンポンモードを搭載したステレオディレイ。ギターのトラックはモノラルで録音することが多いのでステレオサウンドにするときはDAWのトラックをステレオに設定します。
Softube ドゥーム チャーチ リバーブ


かなり深くかかるホールリバーブ。MIX値は低めで良い。
アメリカンクラスA25コンプレッサー


Softube American Class A のコンプレッサー
アメリカンクラスA 55 EQ


Softube American Class A のEQ
Room Ambience RoomIR


5タイプのROOM IRを切り替えて使います。
EQがデジタル式でわかりやすい
AmpRoomについて・特徴
AmpRoomはSoftubeのギターアンプシュミレーションプラグインの母艦です。
ユーザーはAmpRoomに対応するギターアンププラグインやエフェクトをモジュールとして継ぎ足して購入していくことになり、AmpRoom対応のプラグインはすべてAmpRoom内で切り替えができます。
「Amp Room ENGL Savage Mark II Suite」はSuiteということで
- AmpRoomを動かすための母艦AmpRoom
- ENGLのアンプシュミレーター、
- エフェクトペダル、
- ENGLキャビネット、
これらが一式揃っていて、導入するとすぐに使えるようになります!
ヘッダーメニューにはINPUT/OUTPUTボリュームのほかに、チューナーとSUITE,STUDIO切り替えのボタンがあります。
一画面でエフェクトチェーンを確認したい場合はSTUDIOモードに、セクションごとに設定していく場合はSUITE,STUDIOを選びます。


Amp Room 導入注意点
60w,120wでアンプモードを切り替えると設定したノブのアンプパラメーターがすべて初期化されます。
アンプモードを切り替えする場合は、A,B,C,Dのスロットに一度設定値をコピーするか、プリセット保存をおすすめします。
エフェクトペダルの筐体をドラッグするとペダルの入れ替えができますが、
ノブがないところも全面的にクリッカブルになっているので、ノブ以外の場所に誤ってマウスカーソルをドラッグして動かすと毎回ペダルがドラッグすることが起こります。
ペダルのONをしようとしたら、カーソル位置がミスしてペダルのUIが移動することが度々おこったので、ドラッグできる箇所は限定されているほうが個人的には好みです。
ウィンドウサイズ
右下の角をドラッグして調整可能
プリセット
Softubeのプリセットブラウザは共通で、テキスト検索、タグ検索、レーティング、コメント機能、アイコン機能、色付けができます。
Amp Room ENGL Savage Mark II Suiteは強めにドライブさせたときの音が個性になっているためクリーントーンのプリセットは少なめです。


他のENGLアンププラグイン
いくつかのメーカーからENGLアンプのシュミレーションプラグインが出ています。
- Brainworx ENGL Savage 120 Amplifie
- AmpliTube Custom Shop ENGL(ENGL E650 / ENGL Powerball)


Savegeを再現しているのはBrainwork製品ですが、特徴としてはENGL Savageの Mark Iであること。
Savage MarkIIをシュミレートしたプラグインはこのAmp Room ENGL Savage Mark II Suiteが初めてになります。


- 実機入手が難しいENGL Savage Mark II の音を忠実に再現
- 細かいドライブ調整ができる4チャンネル仕様
- ラウドロック・ハードロック・メタル・エクストリームメタルに最適
- UIも忠実に再現されているため、小さいボタンが若干押しにくい
- 立ち上げたときのウィンドウサイズが小さい
-
Softubeロゴ横にある設定メニューからWindow Sizeの初期サイズ設定ができます。次回立ち上げたときに保存したウィンドウサイズで表示されます。
- 120Wと60Wモデルの違い
-
真空管が異なります。120Wは「ENGL 6550」、60Wは「ENGL EL34」が利用されています
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Amp Room ENGL Savage Mark II Suite は、ギターアンプ「ENGL Savage Mark II」を忠実に再現したアンプシュミレータープラグイン!
激歪のサウンドでも音の芯が残るサウンドは病みつきになります!
他のギターアンプでは再現できない個性的なトーンが中域を分厚くできますよ!
特に日本だとマーシャルやフェンダーの有名どころに寄っていくので、使っている人が少ないく他人と差をつけられるのも魅力的だと思います。
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