
【最新版2026/7月】DTMプラグインセールのおすすめ徹底解説!


Oberheim Matrix-6、Sequential Prophet-VS、Roland Jupiter-8……。名前を聞くだけで音が想像できるような名機が、中古市場でも1台数十万円する。
一生かけても、全部は買えない。
でも、その「音」だけなら、もっと安く手に入る方法がある。
今日は、Cherry AudioのSynth Stack 6を使って「ヴィンテージシンセが欲しいのに実機を買えない」を解決する方法を全部出す。
Cherry Audio Synth Stack 6 Stack Up for Summer Sale – 71% OFF
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Synth Stack 6は、Cherry Audioが開発したシンセサイザー・バンドル製品だ。
Cherry Audioが受賞歴を持つ36個のバーチャル・インストゥルメントを、1つのパッケージにまとめている。
主な収録内容
「1台の実機の代わりに1台のエミュレーターを買う」のではなく、「36台分のヴィンテージ機材を1つのバンドルで手に入れる」という発想の製品だ。
Synth Stack 6を使う前に、なぜヴィンテージシンセを実機で集めるのが現実的でないかを理解しておく。
1つ目は価格。程度の良いヴィンテージシンセは中古でも高額で、複数台揃えるには大きな予算が必要になる。
2つ目はメンテナンス。古い電子部品は経年劣化し、修理できる技術者も限られている。
3つ目は保管・運用。実機は場所を取り、湿度や温度の管理も必要で、複数台を自宅で運用するのは現実的ではない。
ソフトウェアのエミュレーションは、実機の3つの壁(価格・メンテナンス・保管)を持たない。回路の特性を分析して音だけを再現するため、「弾きたい音」に対してコストと手間を大幅に減らせる。
Synth Stack 6は、この発想を1台ずつではなく36台分まとめて実現している製品だ。
Synth Stack 6に収録されている36製品を、カテゴリごとに一覧で解説する。「このハードウェアのエミュレーションが欲しい」という探し方をするときの参考にしてほしい。
| 製品名 | 元になったハードウェア | サウンドの特徴 |
|---|---|---|
| Mercury-8 | Roland Jupiter-8 | 定番の音色を徹底再現しつつ、ポリフォニー数を拡張 |
| Mercury-6 | Roland Jupiter-6 | 暗く複雑なキャラクターを持つジュピター系の音 |
| Mercury-4 | Roland Jupiter-4 | ジュピターシリーズで最も希少なモデルの音 |
| Trident Mk III | Korg Trident(1981年) | シンセ・ブラス・ストリングスを重ねられるマルチティンバル設計 |
| Crumar Spirit | Crumar Spirit(1983年) | イタリアン・モノシンセ特有の個性的な音 |
| ODC 2800 | ARP Odyssey(全3世代) | デュオフォニック(2音同時発音)の音を再現 |
| Yellowjacket | EDP Wasp(1978年) | ビリビリしたドローン系の音が特徴 |
| P-10 | ARP Pro Soloist P-10 | デュアルマニュアルのレイヤー設計を再現 |
| Pro Soloist | ARP Pro Soloist(1972年) | プログレッシブロックの定番モノシンセ |
| PS-3300 | Korg PS-3300(1977年) | 巨大で希少なセミモジュラー・ポリシンセ |
| Octave Cat | Octave The CAT(1976年) | 太くて獰猛な音、強い共鳴フィルターが特徴 |
| Novachord + Solovox | Novachord(1939年)+ Solovox | 現代シンセの原点となった歴史的な電子楽器 |
| Rhodes Chroma | Rhodes Chroma(1982年) | ポリフォニック・アナログシンセの魅力を拡張したモデル |
| GX-80 | Yamaha GX-1 + CS-80 | 2大フラッグシップ機を融合したハイブリッド設計 |
| Elka-X | Elka Synthex(1980年代) | 希少なイタリアン・アナログシンセの音 |
| Miniverse | Minimoog | ポータブルシンセの原点、シンプルで力強い音 |
| Lowdown Bass Synthesizer | moog Taurus | ダブルオシレーターと太いフィルターの低音特化機 |
| Quadra | ARP Quadra | 4つの独立セクションでレイヤーを組める設計 |
| Memorymode | Moog Memorymoog(1980年代) | ポリフォニック・アナログシンセの高い完成度 |
| PS-20 | Korg MS-20 | 汚くて叫ぶような、攻撃的なフィルターの音 |
| Eight Voice | Oberheim Eight Voice | 8つの独立ボイスによる膨大なサウンド |
| Polymode | Moog Polymoog | 世界初期のポリフォニックシンセの音 |
| Surrealistic MG-1 Plus | Moog MG-1(Radio Shack版) | ファンキーな音とベルトーン・リングモジュレーション |
| CA2600 | ARP 2600 | デュオフォニック・シンセの巨大なサウンド |
| DCO-106 | Roland Junoシリーズ | シンプルで扱いやすい定番ポリシンセの音 |
| Synthesizer Expander Module | Oberheim SEM | ステート可変フィルター特有のトーン |
| Atomika | Polivoks(旧ソ連製・1982〜1990年) | 過激で予測不能なサウンドキャラクター |
| GPfree | ライブパフォーマンス用のホストアプリ |
| 製品名 | 系統 | サウンドの特徴 |
|---|---|---|
| Harmonia | オリジナル設計 | 加算合成(倍音を積み上げる方式)で複雑な音を作れる |
| Sines | オリジナル設計 | 4つのサイン波オシレーターで多様な音色に加工できる |
| Dreamsynth | オリジナル設計 | デュアルウェーブモーフィング・オシレーターが特徴 |
| 製品名 | 元になったハードウェア | サウンドの特徴 |
|---|---|---|
| Blue3 Organ | Hammond B-3・C-3・A-100 | トーンホイールオルガンのクラシックな質感 |
| Wurlybird 140B | Wurlitzer 140B(1964年) | プリアンプとトレモロを含むエレピの音 |
| 製品名 | 元になったハードウェア | サウンドの特徴 |
|---|---|---|
| KR-55C Drum Machine | Korg KR-55A/B | 240パターンを収録した多ジャンル対応リズムマシン |
| CR-78 | Korg CR-78(最初期のクラシックドラムマシン) | 完全編集可能な合成ドラムサウンド |
| 製品名 | 内容 | 用途 |
|---|---|---|
| Voltage Modular Core + Electro Drums | オリジナル設計のモジュラーシンセ環境 | 120モジュール・600以上のプリセットで音を根本から設計できる |
Synth Stack 6には性質の異なる楽器が入っている。ジャンルと用途で選び分けるのが鉄則だ。
前セクションの一覧表にある28製品は、それぞれ元になったハードウェアの音の個性がはっきりしているため、「この曲の顔となる音」を決めるときに向いている。まずジャンルで有名な機材のエミュレーションから触ると方向性を掴みやすい。
3つのオリジナルシンセは、特定の実機モデルを模したものではなく、Cherry Audio独自の設計だ。
「ヴィンテージらしさ」ではなく「新しい音の個性」が欲しいときに向いている。エミュレーション系で音の方向性を決めたあと、オリジナル系でアクセントを加えるという使い方ができる。
2機種のドラムマシンが収録されている。どちらもクラシックなドラムマシン特有の「打ち込み感」のあるリズムを再現できる。
120モジュール・600以上のプリセットを持つ大規模モジュラーシンセサイザー・プラットフォームが同梱されている。
モジュラーシンセ(音の要素をパッチケーブルのように自由に組み合わせて音を作る方式)に慣れていない場合は、まずプリセットから鳴らして雰囲気を掴み、慣れてから自分でパッチを組んでいくのが現実的だ。
設定の鉄則:ヴィンテージエミュレーション系から1台を軸に選ぶ
設定の鉄則:KR-55CまたはCR-78を軸にする
設定の鉄則:Voltage Modular Coreのプリセットから始める
メリット
デメリット
Q. どのDAWで使えますか?
VST・AU・AAX形式に対応しています。Ableton Live・Logic Pro・Cubase・Pro Toolsなど主要DAWで使用できます。macOS 10.13以上(Voltage ModularはmacOS 11以上)、Windows 7以上(64bit必須)に対応しています。
Q. iLokなどのドングルは必要ですか?
不要です。Cherry Audioアカウントでのログイン認証のみで利用できます。インターネット接続は必要です。
Q. モジュラーシンセを触ったことがなくても使えますか?
使えます。Voltage Modular Coreには600以上のプリセットが付属しているため、まずプリセットを鳴らして雰囲気を掴み、慣れてから自分でパッチを組む順番で始めれば問題ありません。
Q. 特定のヴィンテージシンセの完全な回路再現として使えますか?
近い音は出せますが、専用のハードウェアエミュレーター(1台のシンセを回路レベルで詳細に再現する製品)と比較すると、汎用バンドルである分の差が出る場合があります。Synth Stack 6の強みは「36台分の音の幅を1つのバンドルで持てること」です。特定の1台に絞って探している場合はシンセサイザーのレビューまとめも参考にしてください。
Q. GPFreeとは何ですか?
Gig Performer 5のライト版で、複数のプラグインをまとめてライブパフォーマンス用にセットアップできるホストアプリケーションです。ライブ演奏でSynth Stack 6の音源を切り替えながら使いたい場合に活用できます。
一度にすべてのシンセを把握しようとすると疲弊して挫折しやすい。まず自分がよく作るジャンルに関連する機種を3〜5個に絞り、そこから広げていくこと。
Voltage Modular Coreを初めて触るときにパッチを1から組もうとすると、モジュールの多さに圧倒される。まずプリセットを鳴らして、モジュールを1つずつ差し替えながら音の変化を確認する方法から始めること。
「ヴィンテージらしい質感」が欲しいときにオリジナルシンセを選んだり、逆に「新しい音」が欲しいときにヴィンテージエミュレーションばかり触ったりすると、狙った音にたどり着きにくい。用途に応じてカテゴリを意識して選ぶこと。
刺さる人
刺さらない人
「実機を1台ずつ買う」のをやめて「36台分の音をバンドルで持つ」に変える。それだけで、ヴィンテージシンセへの向き合い方が変わる。
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