【最新版2026/6月】DTMプラグインセールのおすすめ徹底解説!


こないだ、「音の汚し方って、どのエフェクト使えばいいですか?」って聞かれました。
一言では説明できなかったので、「ちょっと長くなるけど聞きますか?」って話したら
「ぜひ聞きたいです」ってなりました。笑
で、その話をしていたら、けっこうな時間になって。今日はそれをここに書いておこうと思います。
みなさん、こういう経験ありませんか。
「ローファイな感じを出したくて、EQでハイを削ったのに、なんかキレイすぎる」 「リバーブもかけて、ビットクラッシャーも入れた。でも参考トラックと何かが違う」 「エフェクトをいくら重ねても、あの”くたびれた”感じが出ない」
わかります、わかります。
私もこれ、ずっとやってました。
ハイを削って。サチュレーションを足して。テープシミュレーターを通して。
・・あ、ちょっと近づいた気がする。
でも違う。
この繰り返し。
「エフェクトをもう1個追加すれば解決するんじゃないか」って思い始めた頃が、プラグイン購入の沼が一番深かった頃でした。笑
なんでかっていうと。
スマホの「フィルム風フィルター」と、本物のフィルムカメラで撮った写真って、見た目は似てても全然別物じゃないですか。
フィルターは「1枚の色補正」だけ。
でもフィルムカメラは「光の乗り方・粒子の散り方・色の転び方・焼き付きのむら」が全部フィルム経由になってるんですよ。工程の全部が違う。
音も、まったく同じなんです。
レトロ感・ローファイ感の正体って、「EQで削った結果」じゃなくて、
アンプの歪み方・テープのワウフラッター・スピーカーの癖・空間の揺らぎ
この複数の要素が同時に起きている状態のことなんですよ。
EQを1つかけるだけじゃ、その「同時に起きている状態」にならない。
だから「なんか違う」が消えなかったんです。
それで便利なのが、UJAMのRETROCRAFTです。

一言で言うとRETROCRAFTは
「アナログ機器の”不完全さ”を複数同時に再現するマルチエフェクトプラグイン」
です。
普通の「ローファイプラグイン」って、1つの処理でそれっぽくする感じなんですよ。でもRETROCRAFTは「アンプ・プレーヤー・スピーカーのシミュレーション」が最初から連結されていて、さらにその上に6つのエフェクトモジュールが乗ってる構造になってる。
積み木の順番から違う、という感じ。
あざらあし◯ローファイヒップホップ・チルビート系を作りたい
◯ボーカルやピアノに「古い空気感」を足したい
◯でもエフェクトをいくら重ねても「あの質感」が出ない
◯プラグインを買い足し続けているけど解決しない
といった人に役立ちます。
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RETROCRAFT搭載の6つのモジュールがこれ。
| モジュール名 | 役割 |
|---|---|
| Lo-Fi | テープノイズ・ビットクラッシュ・アナログ的な劣化感 |
| Modulation | コーラス・フランジャー・ビブラート系の揺らぎ |
| Instability | ワウフラッター・ピッチの不安定さ・ランダムな揺れ |
| Delay | テープエコー的なディレイ。音が滲んで溶けていく感じ |
| Reverb | 古い空間の空気感。部屋鳴り・ホール感 |
| Chop | リズミカルなゲーティング・トレモロ系 |
で、これを組み合わせて使うんですが。
モジュール同士の「かかり方の順番」がもうアナログ機器の信号経路になってるんですよ。
「Instabilityで揺れた音がDelayに入って滲んで、ReverbでそれがさらにふわっとなってLo-Fiで少し劣化する」
みたいな。
1つのパラメーターを動かすと、それが次のモジュールに影響して音が変わっていく。
これが「なんかフィルター1枚かけた感じ」とは全然違う体験で。
Instabilityを少し上げたとき、ただ揺れるだけじゃなくて「古いテープが少し伸びた感じ」がしたんですよ。これが欲しかったやつだ、ってなりました。笑



これまでの簡潔なUJAMプラグインにくらべて、パラメーターが多いのが特徴。



UJAM Finisher Retroはワンノブで古いサウンドにガラッと切り替える内容でしたが、RETROCRAFTは細かくパラメーターを設定できる自由度をもった内容です。



自分で細かく調整したい人はUJAM Finisher RetroよりもRETROCRAFT の方が希望に沿った内容になっています。


あとこれ、プリセットが150以上入ってるんですよ。
「どういうシーン・どういうジャンルで使う音か」でカテゴリ分けされてて、選ぶだけでかなり方向性が決まります。
で、もう一個おもしろいのが「サプライズダイス機能」。
さいころを振るように、ランダムでプリセットや設定を変えてくれる機能で。
「どんな感じにしようか迷ったとき」に押すと、予想外の組み合わせが出てきて「あ、これ良いな」ってなるんです。
プリセットをひとつひとつ試すのが面倒な人には、これが想像以上に助かる。
「なんか新しいテクスチャが欲しいけど方向性が決まってない」みたいなときに、最初の取っ掛かりとして使えるんですよ。
ただ、ちょっとだけ正直に言うと。
これ、「現代的でクリーンな音を作りたいとき」には使わないほうがいいです。笑
全モジュールをオフにしてもアナログギアチェーンが入ってる構造なので、なにかしら「くたびれた感じ」が乗ってくる。
「クリーンでタイトなサウンドを作りたい」という方には、向かないかもしれないです。
でもね、「音に味を足したい」「なんかキレイすぎる」を解決したい人には、これは専門家を1人雇った感覚に近いですよ。
刺さる人
刺さらない人
エフェクトをひとつひとつ足し続けて「なんかキレイすぎる」を繰り返すより、「アナログ機器の経路をまるごと持ってくる」ほうが早い。
RETROCRAFTはまさにそれです。
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「ローファイな音の作り方が分からない」 「プラグインを買っても使いこなせない」
そんな方もいらっしゃると思って。
DTMプラグインのレビューや使い方をまとめた記事を他にも書いているので、ぜひ合わせてどうぞ。



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希少種ギターメタラーDTMer
VSTレビュー公開記事・触ったDTMプラグインは1,000個以上を超える。
ギタリスト・作曲家でもあり、音楽リスナーであることから聞くのも好きでイヤホン・ヘッドホンも集めはじめる。
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