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iLoud Sub デスクに置けるスタジオサブウーファーの新定番

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中の人

小型のサブウーファーなのに25Hzまで伸びるパワフルさ!
しかもDSPによる補正ができるという欲しい機能が詰まったサブウーファー!


目次

iLoud Sub ってどんな製品?

IK Multimedia から登場した iLoud Sub は、ひと言で言うと「市場で最も小さいフットプリントを持つ、スタジオ用サブウーファー」です。

デスクトップで完結するホームスタジオ環境では、サブウーファーを置くスペースが取れなくてローエンドの確認を妥協していた人も多かったと思います。iLoud Sub はその問題をそのまま解決してくれる製品で、コンパクトなボディに 25Hz までの深いバス再生と、ARC X による自動ルーム補正機能を詰め込んでいます。

しかもただ低音を付け足すだけじゃなく、接続しているモニタースピーカーを含めたシステム全体を自動でキャリブレーションしてくれるのが最大の特徴です。


最大の強み:ARC X によるルーム補正

iLoud Sub の核心はここです。ARC X(Advanced Room Correction)という IK が開発したルーム補正技術が内蔵されていて、付属のマイクを使って部屋の音響特性を測定・補正してくれます。

重要なのが「iLoud シリーズじゃなくても使える」という点。

他のメーカーのモニタースピーカーと組み合わせても、ARC X が自動でシステム全体をフラットに補正してくれます。つまり今使っているモニターがそのまま使えるということです。

この ARC X が行うこと具体的に言うと、まず部屋の音響的な問題を測定し、モニターの特性を補正して左右のバランスを整え、さらにサブウーファーとの時間軸上のズレ(タイムアライメント)まで自動で合わせてくれます。セットアップは「接続して ARC X を起動して測定するだけ」で完了するので、難しい設定知識は一切不要です。

ミックスが他の環境で聴いたときにローエンドが全然違う、という悩みはたいていモニター環境の問題なので、ここが解決されるのはかなり大きいです。


スペックと構成

スペックをざっと確認しておきます。

ウーファーは 6.5インチのアルミ製カスタムドライバーを 1基搭載し、パッシブラジエーターも 6.5インチを 2基使う 3発構成です。アンプは 200W のピーク出力で、低域は 25Hz まで伸びています。

コンパクトなサイズながらこの構成を実現しているのが地味にすごくて、従来のスタジオ用サブウーファーはデスク下に置くような大型のものが多かったのに対し、iLoud Sub はデスクの上や脇に普通に置けるサイズ感です。

接続端子は XLR と RCA のコンボ入出力が付いていて、USB デジタルオーディオ入力、さらに Bluetooth 接続にも対応しています。クロスオーバーの切り替えやボリューム調整も本体で行えます。


対応モニターと使い方

iLoud Sub は IK 自社製品との組み合わせはもちろん、他社製の 3〜7インチのニアフィールドモニターであれば基本的に組み合わせて使えます。

特に相性が良いとされているのが以下のモデルです。

IK Multimedia 製であれば iLoud Micro Monitor、iLoud Micro Monitor Pro、iLoud MTM、iLoud Precision 5 あたりが公式に推奨されています。他社製のコンパクトなスタジオモニター全般とも問題なく使えます。

ポスプロやマルチメディアの編集環境にも対応しているとのことなので、映像制作側の需要も想定されているようです。


こんな人に向いている

デスクトップで音楽制作していて、今のモニターではローエンドがよく見えなくてミックスの判断が難しい、という人にそのまま刺さる製品だと思います。

サブウーファーを追加する選択肢は以前からありましたが、ルーム補正なしで導入すると逆に低域が暴れてミックスの判断がさらに難しくなるリスクがありました。ARC X が自動でそこを整えてくれるので、そういう失敗のリスクが少ないのが iLoud Sub の安心感につながっています。

あと Bluetooth 対応なので、制作時はモニターとして使いながら、リスニング用途としても切り替えて使えるのは地味に便利です。

こんな人は注意

サブウーファーが担当する超低域は振動として伝わるため

  • 集合住宅住まい
  • 同居する家族からの苦情がある

といった環境下では、使う時間帯の配慮が必須です。


まとめ

iLoud Sub は「サブウーファーを追加する」という行為のハードルを大幅に下げた製品です。セットアップの面倒さも、他社モニターとの相性問題も、ARC X がまるっと解決してくれます。

デスクトップスタジオのローエンド環境を改善したいなら、現状でこれより手軽で効果的な選択肢はなかなかないと思います。


詳細は IK Multimedia の公式ページから確認してみてください。
 https://www.ikmultimedia.com/products/iloudsub/?pkey=iloud-sub

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

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VSTレビュー公開記事・触ったDTMプラグインは1,000個以上を超える。
ギタリスト・作曲家でもあり、音楽リスナーであることから聞くのも好きでイヤホン・ヘッドホンも集めはじめる。

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